全てはプロレスである!

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何でもプロレスに絡めて語る雑記ブログです。プロレスを知らない人でもわかるように心がけます。

『坂道のアポロン』鑑賞記→心から暖かくなる映画でした

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

 

今回はプロレスの要素が全くないエントリーです。映画を観てきました。

www.apollon-movie.com

映画を観た日は寒さがぶり返してきた日でした。温いものを食べようと表に出たらことごとくお店が休みでした。ついに入ったお店はサラダバーが豪華でしたが体が温まるような汁物や鍋っぽいものはありませんでした。そういう寒々とした状況でこの映画を観ました。

ディーン・フジオカさんが歌う

この映画は元々マンガなのだそうです。

少し前に個人的なジャズブームが来てまして、ジャズのことがサッパリわからなかったのでこりゃマンガで読んだら話しが早いんじゃないかとジャズ関連マンガを探している時に、この『坂道のアポロン』がひっかかってタイトルだけ知っていたのですが、結局この時は『Blue Giant』を選んでしまいました。

このマンガが面白くて『坂道のアポロン』のことをすっかり忘れてしまいました。その後個人的ジャズブームが終焉を迎えてしまい、近頃では僕のスマホからジャズが消えました。

 

映画化された時にこれは観ておこうと、何となく思っていまして、ちょうど夜ご飯を食べ終わった時間がこの映画のレイトショーが始まる時間に近かったので、観に行くことにしました。

marvel.disney.co.jp

『ブラックパンサー』とどっちを観ようか少しだけ悩んだのですが、『坂道のアポロン』が15分早く上映されるということで『坂道のアポロン』にしました。

 

映画が始まって少ししたところで、ディーン・フジオカさんが登場します。トランペッターとして出てきました。それがその内にトランペットをやめてマイクを手に歌い出しましました。

 

ディーンさんでボーカルと言えば

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僕もこの時のMステを観てたんですが、笑撃でした。カッコいい人は何をやってもカッコいいのかと思っていたのですが、そうでもないんだな〜とこの時知りました。

 

なので、映画でもまたあのなんとも言えない変な空気になるのかと心配になりましたが、なんのなんの、ここはさすが、役者のディーンさんはカッコいいままでした。

中村梅雀さんがベース

僕はプロレスファンであり、ベーシストでもあるわけですが、そうなるといかなるジャンルの音楽でもベースの音やらフレーズ、誰が弾いていて、どんな楽器が使われているのか、そういうことが気になるのです。

 

残念ながら主人公がピアニストとドラマーなので、ベースにはスポットが当たりませんでしたが、そのベースを弾いているのが中村梅雀さんということでテンションが上ります。

中村梅雀公式サイト 楽器紹介中村梅雀公式サイト 楽器紹介

中村梅雀さんが名前から察するに歌舞伎系の俳優さんであることは誰でもわかると思いますが、実は梅雀さんの公式サイトに自分の楽器を紹介するページが有るほどのベーシストでもあるのです。そんな役者さん、あんまりいないんじゃないですか?ベーシストとしての本気度が伝わってきます。

 

その梅雀さんが映画の中でベースを弾くのです。他の役者さんがどの程度演奏できるのかはわかりませんけど、少なくとも梅雀さんだけはガチンコです。梅雀さんの登場シーンだけしかベースを堪能できなかったのが、ちとベーシストとしては残念でした。

音楽って良いよね

ざっくりと言えば、よくある青春映画で以前にどこかで観たような気がする映画です。舞台が1966年の佐世保なので、僕は産まれてないし、佐世保になんの縁もないのですが、古き良き時代を感じさせ、懐かしさを感じさせる景色にすぐに心が温まりました。

 

高校時代に僕もバンドをやってました。この映画の主人公はジャズにのめり込んでいきますが、僕はヘヴィメタルでぜんぜん違うんですが、音楽にのめり込む若者の気持ちは同じなんですね。

 

主人公のひとり、薫はそもそもクラシックのピアノを弾いていました。ピアノは一人で完結しますから、セッションする楽しさを知らなかったんでしょうね。もうひとりの主人公の千太郎がドラマーで一緒に音を出すと一気にジャズにのめり込んでいきます。

※主人公の薫が最初に出会うジャズがこの「モーニン」です。大抵の人は一度は耳にしたことがあるであろう名曲。

僕はベーシストなので、そもそも一人では完結しません。最初から他の楽器と一緒に音を出す楽しさを感じていました。ある程度弾けるようにならないと、他の楽器のことなんて考えている余裕はないんですが、ちょうど高校生くらいの時に他の楽器と一緒になって音を出す楽しさを知ったので、きっとあの時の感動と同じなんだろうな〜と思って、また心が温もりました。

 

三角関係、年上の女性、人とは違う生い立ち、交通事故、と青春映画にありがちな出来事が次々と出てきますが、思ったほどグチャグチャにならずに最後はシンプルにまとまります。そこに妙なリアリティを感じました。

 

普通の人にそんなドラマチックなことが次々と起こるようなことはありません。だからこそ、これは自分の青春時代の話なんじゃないかと錯覚するような親近感があります。青春時代には音楽に接しなかったり、楽器演奏にも興味を持たなかった人もたくさんおられるでしょうけども、それぞれが青春時代にのめり込んだ何かに置き換えて観れば、あっという間に誰も甘酸っぱい青春時代がよみがえります。

 

ま、中には学生時代があまりにも辛くて思い出したくもないという人もおられるでしょうから、そういう人は観ないほうが良いかもしれません。

 

涙が止めどなくこぼれるというような巨大な感動が押し寄せてくることはないのですが、

www.loca-neo.com

※この映画は真逆に上映時間のほとんど泣いて過ごしてました。

じわっと体を包む温もりを感じました。あんなに寒かったのにすっかり暖かくなっていました。映画館の中はしっかり空調が効いているわけですけどね。

 

「いい映画を観たな〜」と思わずつぶやいてしまう、そういう素晴らしい映画でした。映画の公式サイトに満足度95.1%と大げさなことを書いてますが、見終わるとそれもあながちウソじゃないかもと思えてきます。そういう映画です。

 

ぜひ劇場でご覧下さい。そのほうがきっとライブシーンの迫力も伝わりますので。いい映画でした。

 

それではまた。

ありがとう!