全てはプロレスである!

全てはプロレスである!

何でもプロレスに絡めて語る雑記ブログです。プロレスを知らない人でもわかるように心がけます。

【おすすめ マンガ】相撲 vs キックボクシング@『喧嘩稼業 10』木多康昭 読書感想文

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

 

観てない試合の感想は書けないので、昨日の『WRESTLE MANIA 34』については書きません。きっと毎週観ている『THIS WEEK』では静止画でしょうから、感想を書きようもありませんが・・・。

 

今回はマンガの読書感想文です。

このマンガはプロレスラーも出てきますけども、総合です。それにプロレスラーはまだ試合してません。早くプロレスラーが試合しているところを読みたいです。

www.loca-neo.com

www.loca-neo.com

どういうようなマンガなのかは、以前書いておりますので、そちらを参考にしていただけるとよいかと思います。

 

ネタバレを含みますので、知りたくない方はここで読むのをストップして下さい。

 

 

 

入江文学 vs 櫻井裕章 決着

9巻の終わりのほうで、主人公・佐藤十兵衛の師匠である入江文学が、シラットの使い手である櫻井裕章の攻撃により腕を折られてしまいました。絶体絶命です。

 

片腕で勝てる相手ではないので、セコンドがタオルを投入しようとします。しかし、文さん(入江文学のことをこう呼んでます)はそれを止めます。誰もがもう入江の負けだと思っている状況の中でも、文さんだけはまだ諦めてなかったのです。

 

勝つ確信があったのか、それとも負ける訳にはいかないという気持ちだけでタオル投入を止めたのか、その両方だったのか、この時の文さんはカッコよかったです。

 

文さんが動き出してからは、フィニッシュまで一気に進むのですが、僕は最後の最後まで文さんが何を狙って煉獄(打撃の連打)を出し、高山(プロレス技で言うところのデスバレーボム)を繰り出したのか、わかりませんでした。狙いがわかっていたのは弟子の十兵衛だけというのも、またシビれました。

 

そして、男子全員がキュンとなってしまうフィニッシュ直前の玉潰し。以前、十兵衛が金田保戦で出した玉潰しもキュンとなりましたが、今回はそれ以上です。十兵衛は片玉でしたが、文さんは両方潰しました。容赦がなさ過ぎるところもまた、文さんの魅力です。とはいえ、このシーンはとても読み返せません。痛すぎます。

 

最後の「勝ったほうが強い」というセリフを口にする文さん、カッコよかったです。耳をちぎれて、片腕折れたままで2回戦となります。こんなんでまともに戦えんの?と心配にはなりますが、きっと文さんならやってくれると信じております。

ヨシフの話

櫻井裕章のセコンドについていたヨシフ・ブラフトの話がありました。彼もまた壮絶な試合をしていました。絶体絶命の状況下で、生き残るには覚悟というか、ハートの強さというか、そういうものが必要なのですね。

 

下準備の段階で僕は気を失うでしょうし、あんな選択を出来ないまま、ただ死を待つことになってしまいそうです。

 

出来るだけ、そういう過酷な状況、厳しい選択をせまられるようなことがないように生きていきたいと強く思いました。

金隆山康隆 vs 川口夢人 開戦

かなり楽しみにしていた試合がついに描かれました。金隆山という名前でお分かりになる方もおられるかも知れませんが、このキャラは力士です。史上最強の力士で、今まで一度も負けたことがないという見るからに最強感たっぷりのキャラです。「ミオスタチン関連筋肉肥大」という体質で、筋肉量が常人の2倍大きい怪力の持ち主なのです。

 

そんな怪力なので、一度も負けたことがないにも関わらず、まだ一度も本気を出して戦ったことがないのです。自分が本気を出すと人を殺してしまうのがわかっているので、幾つかの技を禁じ手として使ってきませんでした。

 

相対するは、金隆山にも負けないほどの屈強な肉体から繰り出す破壊力抜群の蹴りを武器とするキックボクサーの川口夢人です。

 

こちらも今までハイキックとローキックを禁じ手にしてました。これまた相手を殺しかねないからです。

 

今までそれぞれの競技で全力を出したことがないもの同士が本気で戦うために、このリングに上がったわけです。これはワクワクします。

 

これまた異種格闘技戦の匂いがするのも良いです。金隆山は相撲の技のみである戦いますし、倒れた相手に追い討ちを掛けることもしません。これぞ横綱の品格。これが日本の相撲の横綱であるという姿にシビれます。

 

試合開始直後、川口はエルボーで金隆山の左目の上をカットして視界を奪って、さらに頭にエルボーを落とし、有利に試合が運ぶかと思えば、鉄砲をまともに食らってしまい、さらに素首落としを食らってダウンさせられてしまいます。

 

金隆山の一撃一撃はいちいち必殺技なので、もうこれで決着付いちゃうんじゃないかと思ってしまいました。

 

しかし、ここから立ち上がって川口は反撃します。そして、無敵の横綱に苦痛の表情を作らせるのです。

 

家庭環境に恵まれなかった川口と家庭環境に恵まれて育った金隆山、どうしても川口に頑張って欲しいと思ってしまいます。そんなバックボーンを知らない観客のほとんどは、金隆山を応援しています。そんな状況もまた、川口に勝って欲しいと思わせるのです。

 

でも、横綱・金隆山もカッコいいから、倒されて欲しくないという感情も湧いてきます。この巻では決着は付きませんでしたが、いずれは決着がつきます。どのくらい続くのかわかりませんが、いつまでもこの対決を見ていたいという気持ちになりました。小細工なしの力と力の真っ向勝負。読んでるだけなのに力が入りました。

 

これからも楽しみです。

 

前にも書きましたが、これは総合格闘技の試合なわけですが(金的も目潰しもあるので、スポーティーなものではありませんが)総合格闘家はいない(厳密には反町隆弘というキャラが総合格闘家ですが・・・)ので、異種格闘技戦になっているところが個人的におもしろがれてるところです。

 

相手を倒すためにあらゆる格闘技のエッセンスを取り込むのではなく、自分が習得した格闘技の技術で相手を倒そうとするところがたまりません。これでプロレスラーが強かったりすると良いんですが、どうでしょうね。まだ戦ってないのでなんとも言えません。

 

どうなるのかな?と想像するのが楽しいのはプロレスと同じですね。

 

ホントにおもしろいマンガです。ぜひお読みください。

 

それではまた。

ありがとう!