全てはプロレスである!

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何でもプロレスに絡めて語る雑記ブログです。プロレスを知らない人でもわかるように心がけます。

これは総合格闘技だがおもしろい@『ドキュメンタル シーズン3』 感想記

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

 

ついに『ドキュメンタル』シーズン3が完結しました。

前回のシーズン2が面白かったので、

メチャクチャ期待していました。

 

そして、その期待に見事に応える内容となっていました。まだご覧になったことがない方はぜひ、ご覧くださいと言いたいところですが、万人がおもしろがれる内容(下ネタが多い)ではないと思うので観ようと思っている方はある程度覚悟して観て下さい。

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あらゆる変更が功を奏した

効果的なメンバーチェンジ

回を増すごとに面白くなってきているのですが、今回はメンバー発表の時、好みのメンバーになったことで期待がさらに高まりました。

シーズン2ではシーズン1から参加している宮川大輔、藤本敏史(FUJIWARA)、ジミー大西の3人と、初参戦となる日村勇紀(バナナマン)、児嶋一哉(アンジャッシュ)、小峠英二(バイきんぐ)、大島美幸(森三中)、津田篤宏(ダイアン)、吉村崇(平成ノブシコブシ)、斉藤慎二(ジャングルポケット)の10人の戦いでした。

 

個人的にはシーズン2のメンバーが微妙だな〜と思っていたので、今回のくっきー(野性爆弾)、山本圭一(極楽とんぼ)、後藤輝基(フットボールアワー)、木下隆行(TKO)、レイザーラモンRG(レイザーラモン)、秋山竜次(ロバート)、伊達みきお(サンドウィッチマン)、春日俊彰(オードリー)、岩橋良昌(プラスマイナス)、ケンドーコバヤシと総入れ替えはワクワクさせました。くっきーだけはシーズン1に登場していたので2度目の参戦ですが、その他は全員初参戦ということになってます。

 

このメンバーチェンジは完全に良いほうに転びました。特に藤本さんとジミーさんがいなくなったのは本当に良かったと思います。藤本さんのやり口が気に入らなかったし、ジミーさんはこの番組では活きないと思っていたので。

 

逆にシーズン2で最後まで戦っていた斉藤さんにはもう一度出てほしかったからちょっと残念ではありました。

効果的なルール変更

さらにルールが変更になったのも良いほうに転びました。

 

まず、積極的に笑いを取りに行った人にポイントを与えて、仮に複数人が最後まで残った場合は、笑いを取りに行った人が優勝するシステムになりました。これまではおもしろくない人(とくにおもしろいことをしてない人)が残る可能性があったわけ(シーズン2では斉藤さんがそんな感じ)ですが、これならおもしろい人がちゃんと勝てるようになったということです。

 

そして、途中で笑ってしまった人が「ゾンビ」となって残っている人を笑わせることが可能になったのです。時間まで全員を笑わせてしまえば、最初に用意した100万円が戻ってくるので、負けたほうも必死に「ゾンビ」として笑わせにかかってくるのがスリリングでした。

 

これは不覚にも早々に負けてしまった人にも、笑いを取りに行く機会が与えられるということで、観てる側はお気に入りの芸人さんがどういう風に笑いを取りに行くのかが見れなかったという消化不良を防ぐことになります。

 

今回で言うと伊達さんはまさに早々にもったいない負け方をしてしまったし、彼が笑いを取りに行くところをもっと観たかったので良かったですね。

 

実際にこの変更はシーズン3をおもしろくしていました。

ゾンビタイムの使い方・保有ポイントに問題がある

とはいえ、何もかもが良かったかというとそうでもありませんでした。

ゾンビタイムが不発

盛り上がると思った「ゾンビタイム」ですが、僕は不発に終わったように思いました。「ゾンビタイム」に繰り出された笑いはムチャクチャおもしろかったので、そこは狙い通りだったはずです。

 

シーズン2の最後、生き残った2人の芸人がなりふり構わず笑いを取ろうとする凄まじい攻防が前回の一番インパクトがあったところです。6時間も誰も笑わない状況の中で、何がおもしろいのかわからなくなっていった果てのノーガードのしばき合いでした。

 

またアレが観たかったのですが、「ゾンビタイム」が時間切れギリギリまであったために、残った芸人さんが格闘技でいうところの膠着状態で戦いが終了してしまいました。

 

「ゾンビタイム」が炸裂していたら、それで良かったのかも知れませんが1,000万円もかかっているのです。僅かな時間をガードだけに徹するのなら、そんなに問題なかったのかも知れません。

 

もっと早い段階で短めの「ゾンビタイム」をチョコチョコはさむほうが良かったかと思います。

保有ポイントがわからない

新ルールによって笑いを積極的に取りに行くことが必須になりましたが、現時点で誰がどれほどのポイントを保有しているのかがハッキリわからなかったのが、問題でした。

 

最後、2人の芸人さんが残って時間切れを迎えまして、保有ポイント差で優勝が決まりました。もしも、残りわずかな時間になったところで、このまま時間切れを迎えてしまったら保有ポイント差で自分が負けるとわかれば、ポイントで負けているほうは、それこそ前回の終盤のような、なりふり構わず笑いを取りに行ったはずです。

 

終盤のノーガードのしばき合いに発展しなかったのは問題です。もしもポイントが明確になっていればもっとエキサイティングな終盤になったはずです。ヒジョ〜に残念です。

 

明らかに笑っているものでもいちいち笑っているか確認するのだから、そのときに現時点で誰が何ポイントを取っているか発表すればいいだけなんで、次回は採用してくれないでしょうかね?

まさに総合格闘技である

漫才やコント、フリートークでもそうでしょう、笑いを取ろうとするとき、ボケたらツッコむという連携で笑いが発生します。それはまるで、相手の技をキチンと受けることで成立するプロレスのようです。受け手(ツッコミ)によって、よりおもしろくなったり、スベったりするのも、技を受けた人の上手さで、技が美しさや説得力が増減するところがそっくりです。

 

お笑いではツッコミがかなり大事なのですが、このドキュメンタルでは受ける(ツッコむ)ということが基本ありません。ヘタにツッコんだりすることで自分が笑ってしまっては元も子もありませんから。

 

そもそもがツッコミの人はついツッコんでしまいますが、それはその人にとっての攻撃になりますから、これは相手の攻撃を受けたというより威力を増幅させて別の人に流したわけで、しっかり受け身を取ったというのではありません。

 

つまり、これは総合格闘技なのです。

 

総合格闘技では相手の攻撃は受けずに、避けたりガードしたりします。相手の攻撃が仮に当たったとしても、ダメージがあることを隠したりもするでしょう。そして、相手を光らせることなど考えず、できるだけ早く倒そうとします。

 

このドキュメンタルでは、お笑いにおけるそういう攻防が観られるのです。

 

僕は前にも書きましたが、プロレスは好きですが総合格闘技はほぼ興味がありませんし、総合格闘技の試合でおもしろかったと思えた試合もほとんどありません。

 

それなのに、このお笑いの総合格闘技であるドキュメンタルはメチャメチャおもしろがれているのです。きっとプロレスも好きだし、総合格闘技も好きだという人はこのような感覚で楽しんでいるんだろうな〜と思いました。

 

自分にも総合格闘技をおもしろがれる要素があるのかもしれないと思い始めました。

 

今回は終盤が若干盛り下がってしまった感がありましたが、全員が笑うのをガマンすることよりも、積極的に笑いを取りに行って相手を倒すことを念頭に置いた戦いは、腹がよじれるほど笑えました。

 

次回も楽しみにしています。

 

それではまた。

ありがとう!